バーミンガムの初夜…(⌒^⌒)bうふっ | ||
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色っぽく書いたけど、ホントは、いきなりカウンターパンチだったのです。なにがって?夕食!イギリス料理はおいしくないとは聞いていたけれど・・・・彼らは調理はしても調味はしないらしいです。味がない・・・どうりで、先乗りしていた職人さんと、T社長がゲッソリしていたわけだ・・・納得!無難かな?と思って頼んだパスタは、うどんみたいだし、付け合せのポテトフライは、べったりしてるし。唯一の救いはビールがおいしいこと!ギネスという黒ビールなんて、ガンガン呑めちゃう。あー、危険だわ・・・・。 |
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ギネスはおいしいよ! |
お部屋は、トミちゃんと同室。彼女はT社長の元で働く職人さんです。ちっちゃくて、かわいいけど、歩く姿は、男らしい・・・?職人の親分、高さんにいわせると「女だと思ったら、仕事なんかできねぇよ」だそうです。(^。^;) 彼女の特技はどこでも寝る事。たしかに、来る時の飛行機でも、ずーーーーーっと寝てた。私なんて、アニメ映画2回観て、本読んで、折り紙して、手帳整理して・・・、とにかく寝なかったのに(実は、怖くて眠れないのですが…(*^^*ゞ)彼女は機内食と、2回くらいのトイレにしか起きなかった・・・今回はもう一人の女職人の桑ちゃんと、紙のドームの製作者、西村さんが乙女チームを結成。3人とも無口で飾りっけが無いんだけど、ホントに気持ちのいい子です。お姉ちゃんはうれしいよ。こういう純粋な子達がいて・・・さて、着物のえりを付けて、持ち物チェックして1時に就寝。10数える前に夢の中へ・・・ |
そして1日目の幕が開いたのです、が・・・ | ||
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トミちゃんがまだ寝てるけど、お化粧開始。あら、お気に入りのファンデーションが無い!忘れてきたみたい・・・ちょっと不満なお化粧ですが、しょうがないなぁ。着物を着て降りて行くと案の定、外人さんのめずらし( ゜_゜;)顔。朝食を済ませて、T社長と供に現場へ。既に人が来て、掃除してるブースもあれば、このまま展示しちゃうのかな、って心配になるようなところもあります。お国柄か、お人柄か・・・日本ブースも現地で合流したスタッフさんが来てました。Mr.N としておきましょうか。若いのに、ロンドン暮らしの彼は展示会で大活躍。その熱心な説明には感心しました。やっぱり一人で海外に来るような人は、エネルギーが違いますね。私も負けずに自分の仕事を。まずはお湯のチェックから。えーっと、電気ポットがあると聞いていたのですが・・・?と、言って、出てきたのが「ケトル」と呼ばれる代物。水差しみたいな形のポットの中には、電熱線が剥き出しになってる。「保温はどうするんですか??」と聞いたところ、こちらは電圧が高くて、お湯がすぐ沸くので、お湯を保温しておく、なんて言う感覚は無いそうです。(^_^;) それにしても、熱線剥き出しはないじゃない?とか言ってみると、「このほうが、早く沸くから。」という明確な答えが・・・ごもっともです。沸かしてすぐ使うことにして、お水を汲んできてもらいました。たしかに1リットルが2分ほどで沸いちゃう。しかもゴボゴボいって・・・(^_^;)でも本体はどう見てもプラスチックなんですよね・・・・。熱に強いのだろうか??試しに急須に入れたら・・・・、なんか変!お茶が、お茶が・・・乳白色???チョット青くなる私(◎-◎;)どうやら、水道水に「何とか質」が多くて、消毒がきついらしいのです。これでは、お茶が出せないぞ・・・(O.O;)(oo;) ・・・・と、そんな時には、市販のミネラルウォーターの出番だ! こんなこともあろうかと、日本でもいくつか試してきたので、スタッフのワカちゃんにコンビニに走ってもらいました。種類は一種類しかなかったのですが、沸かしてみると、まぁ、大丈夫みたい。やっぱり硬水に近い様で、味は日本とは微妙にちがうけれど、許容範囲としました。日本はホントにお水がいいんですね。今更ながら、ありがたいことです。 |
道具を開けば、そこが茶席・・・・ | |
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まず、茶室の中に抹茶道具を用意。畳なん目だっけ・・・なんて数えながら水差しを飾ってみると、茶室に息が通ったみたいな気がしました。炉に火を使えないのでお釜は飾ってあるだけなのが、残念です。さて、煎茶道具は紙製のドームの中へ。砂利の上に辱(じょく:テーブルセンターみたいな物)を敷いてみたら、あら、なんかいい感じです。座ってみると、和紙越しの灯りの感じもいい!なんだか未来的な感じもします。σ(^^)茶ビツを飾って、ケトルのお湯が沸いたところで、試しに一煎さしあげることにしました。不思議なもので、道具を開き始めると、集中できるものなのです。飛行機に揺られてきたお道具さん達を、労いながらお湯を通して、急須に茶の葉を入れて、お茶碗に注ぎ分けて・・・・。ちょうどミーティングを終えたスタッフの方に、恐る恐るお味見をお願いしました。一緒にわたしも自服をいただくと・・・・おー、いけるやん!皆さんも「おいしい」と言ってくださった!あー、一安心。少し口当たりが硬い気がするけれど、香りと、甘味の残る後味は感じられました。煎茶の葉に、抹茶ひき(お茶の葉に少し抹茶がまぶしてあるもの)の玉露をブレンドしたのが、よかった様で、今度は鮮やかな緑も出ました。欠点は、温度がさめると、味も色もどんどん変わること。やっぱり水に問題があるみたい。お茶は本当に微妙です。こちらの国の方にもわかって頂けるといいのですが。まぁ、お味は難しいとしても、所作のおもしろさは伝わるかな?どちらかというと、そちらの方が「ウケル」ような気がしますが、さて反応はどうかしら?だんだん楽しみになってきましたぞー!テンション上がってきたぞー! |
道具が広がると なんとも野点風の 素敵な席になりました 右下が問題のケトル! |
いよいよお客さんがやってきて。
出張手前報告 その3へ続きます
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