おばあちゃんと晩ごはん
お年寄りと暮らすことの傾向と対策
みたいな事を考えるページを創ろうと思ってます。
近日完成・・・予定・・・・。
以下予告編です
世の中高齢化社会といわれ、老人介護という言葉が美しく語られています。
介護は必要じゃないんだけど、お年寄りと一緒に暮している人
それが私です。
父の残してくれた家に母と伯母と三人で住んでいます。
2人とも元気とはいえ、だんだんトンチンカンになっていく日々の暮し。
世の中のテンポはお年寄りには速すぎるようで
彼女たちは日々、子供に戻って行くようです。
むかつく時も多々ありますが、
笑い話の方が多い毎日です。
まぁ、私もいつか、お年寄りになるんですから
笑って許そうと思う今日この頃です。
登場人物ご紹介
母方の家は大阪の船場あたりの質屋だったそうです。
乳母日傘で大きくなって、「こいさん、いとはん」と呼ばれて育った人たちなのですが
昭和のはじめに店をたたんで上京したのが運の尽き、
世に言う「斜陽族」なのでございます
それでも、三つ子の魂百までと申します
古きよき、高い志を持ちつづけている
お品のよいおばあちゃんたちなのです。
母・キョウコ:大正12年生れ
四人姉妹の末っ子。娘時代が戦争中。終戦と共に社会人になった世代。
若い頃は相当遊んでいたらしく、銀座界隈のダンスホールでは有名人だったとか・・・
当時最先端の「デパートガール」を経験していたこともあってとても社交的。
おしゃれで明るく楽しい人。私たち兄妹のPTA活動がきっかけで、
青少年育成のためのボランティア活動がライフワークになっていて
いくつかの団体で役員を務めている。
今日も元気に自転車で出発!
叔母・フミコ:明治44年生れ
4人姉妹の長女。外に出る事、他人さまのお世話になる事が大嫌い。
終戦を満州で迎えた苦労人。
女系家族のため婿養子を取って家名を継いだ割には家は没落。
子供も出来ないまま50代で夫と死別。女学校出の才女。
その遍歴はいまだに衰えず、もう20年ほど外出していませんが、
テレビと新聞で世間の動向はばっちり把握しているというスゴイ人。
傾向1 自分達が理解できないものは、悪いものだと思ってしまう。
ノート型のパソコンを私が購入。そもそも、テレビコマーシャルで、おばあちゃんがホームページを開くのを見て、母が買う気になった物。それまでの計画では、自室にTAを置いて私一人で楽しむ予定だったのに、わざわざ茶の間にTAを置いて、インターネットは茶の間から、という設置になった。
とりあえず、テレビじゃないって言うことを判らせるのに、時間が必要だ。
母のやってみたい病がはじまる。でも、マウスがいうこと聞かない。
母 「あーん、もう、やめた!%#*+#!」
でた、子供返り攻撃。すかさず伯母が火に油を注ぐ
伯母「きょうちゃん、できっこないわよ」
母 「&%#$+*??+@++!!!」
母はパソコンが嫌いになったらしい。
先が思いやられる。TAは茶の間に繋いじゃったのにー!
対策1 できることをやらせてあげる。
自分も参加してると思うだけで、ご機嫌なんだ。
マウスがダメなら、キーボードがあるさ。そもそもタッチパットがあるんだし、この際マウスをはずす。キーボードを使って、アクセサリにあるトランプゲームを教えた。
翌日、メールチェックしようと思って電源を入れたら、眼鏡かけて、隣に座ってる・・・・。
パソコン気に入ったらしい・・・・。これで、茶の間でPCできそうだ・・・よかった。
続きは近日公開。もうちょっと観やすくしたいと考えておりまする〜。